ご利益:厄除け、家内安全、交通安全、健康長寿など
高徳院(こうとくいん)は、神奈川県鎌倉市長谷に位置する浄土宗の寺院で、国宝練習を本尊としています。正式名称は大異山高徳院清浄泉寺。鎌倉大仏としても知られる銅造阿弥陀如来坐像を有しています。創立者や初代住職は不詳ですが、2004年に境内一帯が「鎌倉大仏殿跡」として国の史跡に指定されました。
鎌倉大仏は、日本三大仏の一つとされ、高さ約11.39メートル、重さ約121トンの巨大な阿弥陀如来像です。面相は平面的で角張り、宋風の特徴が見られ、鎌倉時代の仏教彫刻の代表作とされます。大仏の建立経緯には諸説がありますが、鎌倉時代末期に鋳造されたとされ、その造像技術と保存状態の良さが評価されています。
現在の住職は佐藤孝雄で、慶應義塾大学教授でもあります。また、鎌倉大仏の存在は鎌倉市の象徴として親しまれており、周辺には大仏殿の跡や大仏を支えた巨大な石の遺構が残されています。
鎌倉大仏の歴史や造像経緯には多くの不明な点がありますが、その存在は日本の仏教文化と歴史において重要な一角を占めています。
アクセス :京急川崎駅より大師線に乗り換え、川崎大師駅下車、徒歩8分。
所在地 : 〒210-8521 神奈川県川崎市川崎区大師町4−48
電話番号 :044-266-3420
参拝時間 :5:30~18:00(4月~9月)、6:00~17:30(10月~3月)
定休日 : 年中無休
公式サイト : https://www.kawasakidaishi.com/