ご利益:悪縁切り、良縁、海上安全、交通安全
安井金比羅宮は、京都市東山区にある神社です。旧社格は郷社。通称「縁切り神社」として知られており、全国から縁切りや良縁を願う人々が訪れます。
安井金比羅宮の歴史は古く、飛鳥時代に藤原鎌足が創建した「藤寺」に始まるとされています。その後、崇徳天皇や源頼政を合祀し、江戸時代には「縁切り神社」として広く信仰を集めるようになりました。
安井金比羅宮の境内には、縁切り縁結び碑と呼ばれる大きな石碑があります。この石碑は、高さ1.5メートル、幅3メートルの絵馬の形をしており、中央の亀裂を通して神様のお力が円形の穴に注がれているとされています。
縁切り縁結び碑の参拝方法は、まずご本殿に参拝し、次に「形代」に切りたい縁や結びたい縁などの願い事を書き、形代を持って願い事を念じながら碑の表から裏へ穴をくぐります。これでまず悪縁を切り、次に裏から表へくぐって良縁を結ぶという流れです。
安井金比羅宮は、京都観光の際にもぜひ訪れたいスポットです。境内には、縁切り縁結び碑の他にも、藤寺の頃の遺構である「御手洗池」や、安井金比羅宮の歴史を学べる「絵馬館」などがあります。
アクセス :JR新幹線・東海道本線・近鉄「京都駅」から市バス206系統北大路バスターミナル行、「東山安井」下車、南へ徒歩1分
所在地 : 〒605-0823 京都府京都市東山区下弁天町70
電話番号 :075-561-5127
参拝時間 :午前9時から午後5時30分
休業日:なし