ご利益: 厄除け、縁結び、仕事運
氷川神社の名前は、出雲国簸川(現在の島根県斐伊川)に由来し、その上流が神話で伝えられる素盞嗚尊の「八岐大蛇退治」の舞台とされています。創祀は天暦5年(951年)に蓮林僧正が夢で御祭神のお告げを受け、赤坂の一ツ木村に氷川明神の社殿を建てることから始まりました。
江戸中期の享保元年(1716年)、紀州徳川家の吉宗公が8代将軍になる際に赤坂に中屋敷を構え、氷川明神への尊信が高まりました。吉宗公の命令で現在地に社殿が造営され、以後歴代将軍から朱印状を受け、「厄除」「縁結び」の鎮守神として信仰されてきました。
明治元年には明治天皇より新首都東京の鎮護と万民の安泰を祈る「准勅祭社」とされ、現在では「東京十社」の一つとして重要な存在です。社殿は災禍を奇跡的に免れ、東京都の有形文化財(建築物)に指定されています。境内には江戸の年号が刻まれた石碑や灯篭、7対の狛犬など歴史的な遺産が豊かな緑に囲まれて点在しています。氷川神社は古都東京の重要な宗教施設であり、多くの人々に愛されています。
アクセス :東京メトロ千代田線「赤坂駅」から徒歩7分、東京メトロ日比谷線「六本木駅」から徒歩8分
所在地 : 〒107-0052 東京都港区赤坂6丁目10−12
電話番号 : 03-3583-1935
参拝時間 :09:00〜17:00
定休日 : 年中無休
公式サイト : https://www.akasakahikawa.or.jp/
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