【運気が上がる神社】宝登山神社 （埼玉・秩父市）

ご利益：金運、商売繁盛、交通安全、家内安全

埼玉県秩父郡長瀞町にある寳登山神社（ほどさんじんじゃ、宝登山神社）は、宝登山山麓に位置し、旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社として認識されています。秩父神社・三峯神社とともに秩父三社の一社であり、宝登山の山頂には奥宮（おくみや）が祀られています。

この神社は、祭神として神日本磐余彦尊（かんやまといわれひこのみこと、神武天皇）、大山祗神（おおやまづみのかみ）、火産霊神（ほむすびのかみ）の3柱が祀られています。

歴史によれば、景行天皇41年（111年）、日本武尊が東征の途中で山頂に遥拝しようとした際、巨犬が現れ道案内を行いました。進行中、東北方から猛火が迫り、日本武尊は進むも退くもできない状態に陥りました。しかし、巨犬は勇敢に火中に飛び込み炎を鎮め、こうして日本武尊は無事に山頂に登り遥拝できました。感謝の意を示した日本武尊に巨犬は姿を消し、「火止山」という名前が生まれ、後に「寳登山」と呼ばれるようになりました。さらに、この巨犬は大山祇神の神犬であったことが判明し、火の守護のために火産霊神を祀り、山麓に社殿を建てて三神を鎮めました。こうした出来事が寳登山神社の起源とされています。

2011年5月に発行された「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン（フランス語版第2版）」では、この神社が1つ星に評価されました。また、相生の松には恋愛成就のご利益があるとされています。

宝登山神社の紹介動画

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