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【運気が上がる神社】東京大神宮（東京・千代田区）

2023年7月22日

ご利益：　 家内安全・商売繁昌・厄除開運・交通安全・学業成就・縁結び

東京大神宮（とうきょうだいじんぐう）は、東京都千代田区富士見二丁目にある神社で、主祭神として天照皇大神・豊受大神を祀っています。その起源は1880年（明治13年）4月17日に有楽町の大隈重信邸跡に落成した皇大神宮遙拝殿に遡ります。この遙拝殿は当初「日比谷大神宮」または「日比谷皇大神宮」と呼ばれていました。後に伊勢神宮の内宮である皇大神宮とされ、その通称が「東京のお伊勢さま」となりました。

明治政府の宗教政策転換により神宮司庁と神宮教院が分離され、本神社は大神宮祠や神宮奉斎会本院と幾度か改名されました。1900年（明治33年）には明治天皇皇太子（のちの大正天皇）の結婚式が宮中三殿で行われ、これを記念に神前結婚式が創始されました。1923年（大正12年）の関東大震災で被災し、1928年（昭和3年）に現在地に移転して飯田橋大神宮と呼ばれるようになりました。1946年（昭和21年）には宗教法人東京大神宮に改称され、その名前で現在も存続しています。

東京大神宮は天照皇大神・豊受大神を主祭神とし、天之御中主神・高御産巣日神・神御産巣日神・倭比売命を相殿に祀っています。

また、東京大神宮は神前結婚式の創設・普及にも大きな役割を果たしました。明治維新以降の近代日本ではキリスト教式の結婚式も行われていましたが、皇室や神社への信仰心の影響から神前結婚式が広がるようになりました。神宮奉斎会時代には神前結婚式の儀式を創設し、その後全国に広められ定着していきました。現在でも同神社では神前結婚式が行われ、アターブル松屋が運営する「東京大神宮マツヤサロン」として知られています。

さらに、東京大神宮は縁結びの神社として知られており、特に若い女性を中心に多くの参拝者を集めています。多くの女性誌やテレビ番組でも取り上げられ、宮崎あおいが挙式を行ったことも影響して、参拝者が増加しています。境内には縁結び鈴蘭守りや恋みくじなどが頒布され、ハートマークの装飾やご神木の画像を待ち受けにすると恋愛成就の効果があるとされています。

東京大神宮は、歴史と伝統に根付いた神社であり、神前結婚式や縁結びを求める参拝者の信仰の対象として重要な存在です。

アクセス：JR・メトロ飯田橋駅徒歩約５分
所在地： 〒102-0071 東京都千代田区富士見２丁目４−１
電話番号： 03-3262-3566
参拝時間：06:00〜21:00
定休日： 年中無休
公式サイト： http://www.tokyodaijingu.or.jp/