【運気が上がるお寺】本土寺（千葉・松戸市）

ご利益：開運、安産、乳出子育、学業増進、所願成熟

千葉県に位置する本土寺は、源氏の名門である平賀家の屋敷跡に建てられました。建治三年（1277年）、日蓮大聖人の篤信者である領主曽谷教信公の協力を得て、領内の地蔵堂を移して法華堂とし、日蓮大聖人から寺号「長谷山本土寺」を授かり開山となりました。

この寺は平賀地域で、日蓮大聖人の弟子で師孝第一の日朗聖人、日像聖人、日輪聖人の三聖人を輩出した地でもあります。かつては「朗門の三長三本」と呼ばれ、本門寺や妙本寺と並ぶ宗教的重要な存在で、多数の末寺を統べ、壮大な伽藍が存在しましたが、不受不施の法難や明治維新による廃仏毀釈運動により衰退しました。

現在は「あじさい寺」「四季花の寺」として知られ、花の季節には多くの参拝者が訪れます。境内には、日像聖人を祀る像師堂のそばに「乳出のご霊水 日像菩薩誕生水の井戸」があり、安産や子育てに霊験があるとされています。また、妙朗尊尼などの神々も祀られ、子育てや様々な祈願事に関する寺としても知られています。

「本土」は法華経に説かれる「我此土（わがこのど）」という概念であり、久遠実成の本仏であるお釈迦様が住む国土を指します。本土寺の草木や花々は「宝樹」として捉えられ、仏教の教えが鮮やかに現れる象徴であり、人々の心の安らぎへと導く祈りが込められています。

本土寺の紹介動画

本土寺の御朱印

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