【運気が上がるお寺】笠森観音 （千葉・長生郡）

ご利益：金運、子宝、志望校合格、恋愛成就

笠森観音は、延暦3年（784）に伝教大師最澄上人によって創建された寺で、楠の霊木に十一面観世音菩薩を刻んで安置されました。観音堂は長元元年（1028）に後一条天皇の勅願によって建てられ、日本唯一の「四方懸造」という建築様式を持ち、明治41年に「国宝」に指定され、昭和25年に「国指定重要文化財」に認定されました。観音山は「県立笠森鶴舞自然公園」内にあり、昭和45年に「国指定天然記念物笠森自然林」として保護されています。

寺内の文化財としては、鋳銅唐草文釣燈籠があり、室町時代の作品で「重要文化財（国指定）」に指定されています。

笠森寺観音堂は「四方懸造り」で建てられ、岩の上にあるため、周囲の展望からは房総の山々が雄大に広がる景色が楽しめます。

また、笠森寺は上総国で最古の芭蕉句碑が建てられた場所でもあり、松尾芭蕉が俳句を詠んだ句碑が立ち並んでいます。この芭蕉句碑は、上総国で初めて建てられたもので、芭蕉とその師たちへの敬意を表しています。

さらに、笠森観音周辺は「レイライン」と呼ばれる特別なエネルギーラインが通る場所であり、春分の日と秋分の日に太陽が通る道として知られています。この地域には神秘的な名所や歴史的建造物が多く存在しています。

笠森観音は歴史的な価値と美しい自然環境が融合した特別な場所であり、日本の文化や歴史を感じることができる聖地です。

笠森観音の紹介動画

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