【運気が上がるお寺】浅草寺（東京・千代田区）

ご利益：　 金運・開運

浅草寺（せんそうじ）は、東京都台東区浅草二丁目に位置し、都内最古の寺院として知られる歴史的な宗教施設です。正式名称は金龍山浅草寺（きんりゅうざんせんそうじ）であり、聖観世音菩薩を本尊としていることから「浅草観音」としても親しまれています。

浅草寺は天台宗に属していましたが、昭和25年（1950年）に独立して聖観音宗の本山となりました。また、都内では唯一の坂東三十三箇所観音霊場の札所（13番）であり、江戸三十三箇所観音霊場の札所（1番）でもあります。そのため、多くの参拝客が年間を通して訪れ、正月の初詣では全国トップ10に入るほどの賑わいを見せます。

浅草寺の起源は飛鳥時代の推古天皇36年（628年）に遡ります。兄弟が川で網を引いたところ、仏像がかかっているのを発見し、それを聖観音菩薩として崇め始めたことが始まりとされています。その後、寺は何度も火災や戦乱に遭いながらも再建され、江戸時代には徳川将軍家によって庇護されるなど、その重要性が高まりました。

近代に入ると浅草は庶民の娯楽の場として発展し、明治6年（1873年）には境内が公園地として指定されました。明治18年（1885年）には「仲見世」の前身となる商店が生まれ、明治23年（1890年）には商業施設兼展望塔の「凌雲閣」が完成しています。

関東大震災や第二次世界大戦によって一部が被災するものの、浅草寺はその下町情緒を保ち、今日でも多くの観光客を魅了する観光地となっています。羽子板市やほおずき市などの年中行事も賑わいを見せ、浅草の歴史と文化を感じることができるでしょう。

アクセス ：東武線・銀座線・つくばエクスプレス・都営浅草線「浅草駅」徒歩5分
所在地 ：  〒111-0032 東京都台東区浅草２丁目３−１
電話番号 ： 03-3842-0181
参拝時間 ：06:30〜17:00
定休日 ： 年中無休
公式サイト ： https://www.senso-ji.jp/

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